2020年から長野県富士見町に地域おこし協力隊に着任した2人の女性が「インターネットだけではわからない町の魅力を伝えたい」と現地ツアーを企画。その告知方法の相談を受け、弊社が運営する『LOCAL LETTER』を活用した告知記事、およびインタビュー記事の連載、さらにはツアー実施後のレポート記事を配信する企画を実施しました。
長野県の富士見町にあるコワーキングスペース「富士見 森のオフィス」。二拠点居住者も多く利用するこの「森のオフィス」に2020年から地域おこし協力隊に着任した2人の「リアルな情報を届けたい」という想いから、今回のプロジェクトがスタート。
実際に2拠点生活をしている居住者たちがどんな生活をして、何に困り、どうやってコミュニティづくりをしているのかなど、リアルな声を聞ける現地ツアーの企画を行う中で、ツアーの告知場所を探していると相談を受けました。
移住、ワーケーション、二拠点生活など、以前までは限られた人だけの選択肢と思われていたライフスタイルが、新型コロナウイルスをきっかけに働き方や価値観が多様化し、より多くの人達にとって手の届く選択肢となり始めていたこともあり、新しいライフスタイルを模索している人に届けられる記事構成を模索していきました。
最終的にそれぞれのコースへ応募があり、東京を中心とした関東近郊から訪れた20代から50代までの計13名が現地ツアーへ参加。参加理由も「2拠点生活する上でのリアルな声を聞き、現状の働き方を変えるきっかけを求めている」という方が多く、当初ターゲットとして置いていた感度の高い方が集まる結果となった。
さらに嬉しい結果として、現地ツアーを通じて、今回のプロジェクトの発起人である地域おこし協力隊の2人が求めていた「リアルな情報」を届けられただけでなく、参加者と地元の方、参加者と参加者が繋がりが生まれたことで、参加者らが次の一歩を前向きに検討していく成果も得ることができた。