綺麗な湧き水に恵まれ、養蚕に力を入れていたことから織物の名産地として古くから知られる山梨県富士吉田市。織物の歴史は1,000年以上前に遡るとも伝えられており、活気付いた商売とともに賑わった繁華街「西裏」を再び盛り上げようと開催している『西裏はしご酒』への集客を目的に、都内でPRイベントを実施した。
これまで「西裏」を盛り上げる為に『西裏はしご酒』イベントを開催してきていたが、日帰り客と中高年が多く盛り上がりや売上を厳しいと感じていたところ相談が入った。そこで、20〜30代で地域に興味がある、お酒やお酒の場が好きな人をターゲットに都内でのPRイベントを企画実施する形に。
夏・秋・冬で開催される『西裏はしご酒』に合わせて、都内PRイベントも3回開催。地域の方との繋がりが生まれることにより、都内イベントでも常連客が生まれたり、SNSでの拡散が生まれたりすることで、認知度の拡大やファンの醸成が生まれた。
さらにイベントを通じて、富士吉田市の食や人の魅力が十分に伝わることで、満足度を獲得できることも認知。一部、現地でしか使用できない『はしご酒チケット』も売れたため、今後はより一層富士吉田市へ訪れる動線設計をつくることを考えている。