「木育」の事業化を推進させるための根羽村関係人口創出事業 | WHERE, INC. | 地域に、社会に、地づくりの力を。
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PROJECT
長野県根羽村 / 根羽村役場

「木育」の事業化を推進させるための根羽村関係人口創出事業

関係人口 / 事業創出

VOICE
2019年10月での初視察にて、小さな規模の根羽村が持つ地域資源の大きなポテンシャルを感じた。この視察がきっかけで地域の方々との関係が生まれ、2020年10月より村の教育事業に携わることに。
株式会社FOUNDINGBASE
Education Div. Manager
新免 琢弥さん


OUTLINE

「木や森の大切さを伝える」ことを目的に、10年近く根羽村森林組合の職員が中心となって活動を行ってきた根羽村の木育活動。年々、参加者からの口コミでイベント出張の依頼が後をたたず、週末のみで年間50回のイベント開催、約1万人の方々と交流を持つ規模に成長していた。この事業の次のフェーズを設計するために、親和性が高そうな方々の視察を通じて関係人口の創出を図り、次の事業案のヒントとなるアイデアや意見をいただいた。


DATA
プロジェクトマッチング申請数

12 申請

マッチ希望者の現地視察実施回数

8

継続しているプロジェクト
2020年度現在
3 プロジェクト

BACKGROUND
地域の森林組合が10年続けた木育活動。気づけば年間1万人のユーザーと触れ合う活動となり、次のフェーズを模索することに。
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全世帯が森林組合員で、村の面積の9割が森となっている長野県根羽村。森林組合の仕事は森林を整備し、木材を搬出することが主な仕事だが、それとは別で彼らが使命として考えていることがある。

 

それは「森の大切さを」を知らない人にも伝えることだ。

 

都会に住むと日常的に森がない。田舎に住んだとしても、日常的に森に入る機会がない。そうやって、森との距離感が日に日に離れてしまっている現代社会だが、私たちが生きるために欠かせない水や空気は、森があるから恩恵を受けられている。

この大切さを伝えるために、子供を対象に活動してきた「木育活動」では、出張型で大きな木のおもちゃを空間に設置して気軽に木に触れられる場を提供したり、ワークショップを通じた木工体験を提供。その活動は10年の中で口コミが口コミを生み、気づけば年間50回の稼働、計1万人の集客を行う規模にまで発展していた。


PROCESS

「認知させるため」の活動をゴールにするのではなく、「興味を持ち、人々が森に足を運びたくなる」活動を次のゴールに。その市場調査としての関係人口。

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10年行った木育活動は活動回数、内容について出張型イベント事業は成熟期を迎えていた。よって、次のフェーズとしては、それらをきっかけに「実際に森に足を運びたくなる」仕掛けを作り、根羽村に足を運ぶ人を増やすことを目標に掲げ、その目標に向かうために「ニーズがマッチングしそうな」方々にモニタリング滞在を行ってもらい、滞在型コンテンツの創出を行うためのユーザーヒアリングを現地で行わせてもらった。

公募の結果集まったのは、森林と相性が良さそうな事業をおこなうクリエイター、幼児教育支援を行う方々、東海圏に在住するリモートワーカーなどなど。

12の応募の中から、実際に8つのプロジェクトアイデアのモニタリングを実施し、モニタリング滞在を通じて魅力的に感じたポイントや事業としての発展可能性のあるアイデアを一緒に出してもらった。


RESULT
モニタリングを通じて、ビジネスモデル候補の絞込みと事務局機能の重要性を痛感。この経験が、翌年以降の施策づくりによい影響を生み出した。
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森林×幼児教育、森林×デザイナーによる木工拠点、東海圏とのアクセスの良さを活かしたリモート生活。モニタリングを通じてわかったことは、できる可能性はたくさんある、ということだ。しかし、「やりたい」だけでは実現は難しく、型にしていくには「できる」ための体制作り、予算確保、ビジネスモデルの構築など現実的な問題まで考慮してプロジェクトの推進をしなければ、持続的な関係性は作れないことがわかった。

これらを踏まえ、根羽村では滞在型コンテンツとして「教育」と「企業研修」にまずは絞ることに決定。これらを実現するための事務局機能として、新たな中間組織を創出する必要性の共通認識が村の中で生まれ、翌年以降の組織設立につながる一歩目となった。

 

また、事業終了後もこの事業をきっかけにつながった3つの団体とプロジェクトを継続して稼働させている。


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