新型コロナウイルスの影響により飲食店が営業自粛になり、卸が急激に減るなか、オンライン上での「直販 x 捌き教室 x 交流会」の展開を実施。チケットが即日完売し、捌き教室の定期開催をはじめ、漁師飯クッキングなど新たな切り口にも挑戦しました。
高知県須崎市で独自の神経〆技術を軸に高い鮮度管理を行う九石大敷組合。ミシュランを獲得する店舗からも支持される一方、コロナにより前年度から売上半減、魚の価格も1/3に。
九石大敷組合だけでなく多くの生産者さんたちが、この状況をどう乗り切っていくか、手がかりをつかみあぐねている状況を受け、「WHEREとして何か力になれないか」「今だからこそできることはないか」と思考。
WHEREから九石大敷組合へ企画を持ち込む形でご相談したところ、ブランドマネージャーを務める笹岡祐貴さんが快く承諾してくださり、新たな挑戦に踏み切りました。
オンラインイベントは、お互いに円滑なコミュニケーションが取れるように10名限定で開催。そのため、全員が自己紹介をしたあとに、笹岡さんを主導に捌きレッスンを実施。
参加者のほぼ全員が一度も魚を捌いたことがないという素人だったにも関わらず、全員が綺麗にアジを三枚におろし、お刺身を完成させました。都内のスーパーで買った魚とは比べ物にならない味と、普段関わることのない漁師さんと交流できることもあり、当日は満足度100%を獲得。
初回の大盛況を受け、地元のお醤油屋さんとのコラボや、漁師めしバージョンのオンラインイベントなど、様々な形でのオンラインイベントに挑戦し、新規の繋がりをつくりながら、継続的に繋がり続けられる形を模索しました。
イベント当日の様子はこちらー
https://localletter.jp/articles/kuishi_online_eventreport/