コロナ禍でも人と経済の循環を止めない「体験型」オンラインイベント | WHERE, INC. | 地域に、社会に、地づくりの力を。
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PROJECT
高知県須崎市 / 九石大敷組合

コロナ禍でも人と経済の循環を止めない「体験型」オンラインイベント

関係人口 / 事業創出

VOICE
コロナ禍真っ只中、平林さんから連絡があり「私たちにできることはないですか?」と言ってくれたのが始まり。初めてのパンデミック経験で電話中に無言の間があったことは今でも忘れません。それほど真剣に向き合ってくれた。これからの時代は利益で結ばれる関係性よりも心で繋がる関係性が最も大切だなと教えてくれました。
九石大敷組合
ブランドマネージャー
笹岡 祐貴さん


OUTLINE

新型コロナウイルスの影響により飲食店が営業自粛になり、卸が急激に減るなか、オンライン上での「直販 x 捌き教室 x 交流会」の展開を実施。チケットが即日完売し、捌き教室の定期開催をはじめ、漁師飯クッキングなど新たな切り口にも挑戦しました。


DATA
全イベント

即日完売

当日満足度

100 %

延べ参加者

30

BACKGROUND
新型コロナウイルスによって、行き場を失ってしまった魚を「もっと多くの方に食べて欲しい」。
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高知県須崎市で独自の神経〆技術を軸に高い鮮度管理を行う九石大敷組合。ミシュランを獲得する店舗からも支持される一方、コロナにより前年度から売上半減、魚の価格も1/3に。

九石大敷組合だけでなく多くの生産者さんたちが、この状況をどう乗り切っていくか、手がかりをつかみあぐねている状況を受け、「WHEREとして何か力になれないか」「今だからこそできることはないか」と思考。

WHEREから九石大敷組合へ企画を持ち込む形でご相談したところ、ブランドマネージャーを務める笹岡祐貴さんが快く承諾してくださり、新たな挑戦に踏み切りました。


PROCESS

九石大敷組合の資産を最大限に活かしたオンラインイベントを企画することで、コアファンを増やす。

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高知県須崎市で60年以上、定置網漁を行っている九石大敷組合が、何よりもこだわりを持っているのが「魚の鮮度」。

魚を水揚げした瞬間に、ワイヤー状の器具を中骨上部の神経束に通して脊髄を壊す「神経締め」を行うことで、魚の死後硬直を20時間ほど遅らせ鮮度を保ちます。

船の上で一匹一匹手作業で行う神経締めは、手間暇がかかるため、全国的でも実施している漁業組合は数ヶ所。県内では唯一。

そんな鮮度抜群の魚が自宅に届き、さらには漁師さんから直接捌き方を学べたら、九石大敷組合のファンが増えるのではと「直販 x 捌き教室 x 交流会」を組合わせたオンラインイベントの開催を企画しました。


RESULT
イベント公開と共に、チケットは即日完売。鮮度の高い魚が自宅に直接届き、捌き方を学べて、漁師と交流できる、全てが大ヒット。
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オンラインイベントは、お互いに円滑なコミュニケーションが取れるように10名限定で開催。そのため、全員が自己紹介をしたあとに、笹岡さんを主導に捌きレッスンを実施。

参加者のほぼ全員が一度も魚を捌いたことがないという素人だったにも関わらず、全員が綺麗にアジを三枚におろし、お刺身を完成させました。都内のスーパーで買った魚とは比べ物にならない味と、普段関わることのない漁師さんと交流できることもあり、当日は満足度100%を獲得。

初回の大盛況を受け、地元のお醤油屋さんとのコラボや、漁師めしバージョンのオンラインイベントなど、様々な形でのオンラインイベントに挑戦し、新規の繋がりをつくりながら、継続的に繋がり続けられる形を模索しました。

イベント当日の様子はこちらー
https://localletter.jp/articles/kuishi_online_eventreport/


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