“城下まち”としての街並みが色濃く残る、歴史ある街でありながら、近年 “古民家” や “空き店舗” を利活用した「新しい街のコンテンツづくり」が進むまち・茨城県結城市で、より古民家・空き店舗の利活用を促進する具体的なプログラムの構築を実施。
古民家・空き店舗を利活用した「新しい街のコンテンツづくり」が進むまちである一方で、古民家・空き店舗の利活用を促進する具体的なプログラムがなかった結城市。そこで、今回は深く継続的な「関係人口」づくりを通じて、「古民家・空き店舗」を中心とした資源を利活用することを目的に事業提案を実施した。
受講生の自己実現を軸に、複数回にわたり結城市と関わりながら、結城市で実践する具体的なプラン作成をすることで、強いファンを醸成することに成功。受講生が自主的に結城市に訪れ、地域の人たちとの関係構築やまちを伝えるためのインプットを行ったことに加え、受講生を中心とした告知PRによって、実践の際には地域内外から人が訪れ多くの人で賑わっただけでなく、宿泊や事業終了後にも関係が続くなど嬉しい変化が起こった。
そのほか、受講生がそれぞれ自己実現とまちの資源を組み合わせたプランを提案。時間的制約も多い中で、実践には至れなかった事業もあったものの、地域内の講師からの評価も高く、新しい発見や気づきがある提案となった。