新型コロナウイルスをきっかけに、ライフスタイルの変化が起こる中、埼玉県北本市で暮らす人や働く人、北本市に関わる人たちが暮らしの楽しみを作り、シビックプライドを醸成することを目指して、「マーケット」をテーマにした『マーケットの学校』を開講するために、プロモーションの相談を受けました。
地域に実在するフィールドで「どんなマーケットが行えるか」を考えながら、地域に関わる方や出店希望者等と意見交換を行う『マーケットの学校』は、地域起業・体験意欲が高い弊社メディア「LOCAL LETTER」の読者層と相性がいいと、『LOCAL LETTER』で告知、および、当日のレポート記事作成を行いました。
JR湘南新宿ラインで新宿から50分、埼玉県の中央部に位置する北本市は、驚くほど多くの自然が残るまち。まちのあちこちに点在する雑木林は、子どもが集う遊び場になるなど、暮らしの隣にある様々な“みどり”を通して、自然に人が繋がってきた北本市は、「&green」をコンセプトに、自然散策やキャンプ、農業体験など、これまでも数多くのイベントを開催してきました。
そんな北本市が新型コロナウイルスの感染拡大を機に、一人ひとりが暮らしのあり方を考え直すきっかけが生まれている中、住民が主体的に地域に関わることで、シビックプライドを醸成することを目的に、「暮らしの中で楽しみをつくる」をキーワードに『マーケット』をテーマとした実践的な講義を開講することを決定。
北本市の取組みを当日の講義だけで終わらせるのではなく、レポート記事として発信するために『LOCAL LETTER』との連携を行いました。
実は、北本市役所の担当者の方から『マーケットの学校』の相談を受けたのは、すでに開催まで1ヶ月をきった頃。新型コロナウイルスの影響で、多くの地域に困惑が起きる中、「暮らしの中での楽しみを作りたい」という担当者の想いに共感し、協力できることを模索しました。
告知記事が公開できたのは、『マーケットの学校』を開講する1週間前。相談を受けた時から、しっかりとした取材をした上で記事をつくるとなると、十分な応募期間が取れないことは明白でしたが、それでも『マーケットの学校』で学んだことをしっかりとアウトプットできる参加者を募るために、丁寧な取材を行い、記事を公開しました。
正直、どこまで参加者が募れるかドキドキしながらも、『LOCAL LETTER』の読者には興味を持つ方が多いという自信も持って記事を公開すると、参加者は定員越えの50名(現地・オンライン参加含む)を達成しました。
『マーケットの学校』で講義を学んだメンバーは、実際に北本市でマーケットを実施し、当日は北本市内外から集まった人たちで多くの賑わいをみせました。