上士幌まるごと見本市を開催することで、上士幌町のファンの深化および新規ファン化を促進することを目的に、コロナ禍によってリアルで開催できなくなってしまったふるさと納税感謝祭イベントをオンラインで実施。オンラインの強みを活かし、既存のふるさと納税者だけでなく、新規ふるさと納税者を獲得するための企画運営を行った。
新型コロナウイルスの影響で毎年開催していた「ふるさと納税感謝祭」をオンラインで開催できないかという相談が浮上。リアルでは会場の収容人数や地理的条件から既存のふるさと納税寄付者に絞って開催をしていた「ふるさと納税感謝祭」であったが、オンラインで開催をするにあたり、新規ふるさと納税寄付者の参加も可能にし、感謝祭を通じて上士幌町のファンを募り、ふるさと納税の寄付に繋がるような動線づくりを実施した。
毎年リアル開催をしていた際には、参加者800人程度で行っていたふるさと納税感謝祭だが、オンラインにしてその数は5倍にも及んだ。さらに、事業者とコミュニケーションがはかれる少人数のZoomコンテンツや、YouTubeのコメント機能を活用したコンテンツをつくることで、1回のイベントに6,800件を越えるコメントが巻き起こり、参加者の満足度につながった。
また既存の寄付者からも「(リアル開催の時には)都心に住んでいないため参加できなかったため、オンラインで参加できて嬉しい」「コロナで上士幌町に行けないため、映像でも上士幌町の今を観れたことが嬉しい」など、ポジティブな声が多く上がった。