新型コロナウイルスをきっかけに、混沌とした今の世の中で地域での生き方・暮らし方を検討しはじめた方に対してオンライン移住相談会を開催。しっかりと参加者が相談できるよう、少人数限定(5組)で実施し、実際に1組の家族が移住を決定したほか、イベントに参加した方とも継続的な関わりが生まれ、関係人口創出へと繋がった。
富士山の膝元に、まるで富士山に見守ってもらっているかのように広がる山梨県富士吉田市。
都心からも2時間程度で来られる場所にあるからこそ、これまでの移住希望者は、実際に地域に足を運ぶことが多く、直接地域を周りながら移住相談を行なっていました。
新型コロナウイルスをきっかけに、移動が制限される反面、リモートワーク推進などの働き方改革や地域移住への関心も高まる中で、どんなサポートができるのかを模索し、「オンライン相談会」を提案・実施しました。
これまでは現地で初めて相談を受けるという形だったところから、参加者はネットには書かれていないようなリアルな声を事前に富士吉田メンバーから聞くことができるだけでなく、同じく移住先を検討している参加者同士の繋がりを構築することで、大変高い100%の満足度を獲得。
そのうち1組のご家族がオンラン相談会での出会いをきっかけに、現地視察等を重ね、移住に至りました。
そのほかに、コロナが流行する以前までは現地ではじめてお会いしていた移住検討者と、事前にオンライン上で対面ができるようになったことから、より細かい検討事項や現状をヒアリングし、現地視察の際にはより当事者が知りたい箇所を重点的に見ることができるように。
現在も「オンライン移住相談会」は、定期コンテンツとして継続されており、オンライン上での関係性構築に繋がっています。