
株式会社WHEREは、人材育成事業「WHERE ACADEMY」の『宿泊まちづくり人材養成講座』第5期において、島根県隠岐郡海士町を舞台とした実践フィールドワークを実施いたします。
会期は2026年10月17日(土)・18日(日)の2日間。受講生8名が3名1組のチームに分かれ、島内の3事業者を訪問いたします。
事業課題のヒアリングと実務体験を経て、2日目には「自分がその事業に入る前提」の提案をプレゼンテーションいたします。
本講座は全12回。第1回から第8回までで、リサーチ、共創の座組、事業構想、ブランディング、体制づくり、資金調達といった理論を積み上げます。
その理論を、実在する地域・実在する事業者の課題に当てて検証する転換点が、この実践フィールドワークです。ここで生まれた提案は、続く壁打ち・最終プレゼン・実装の各回へと引き継がれます。
島根県隠岐郡海士町は、「ないものはない」を掲げ、観光を通じた地域経営を最も早く実装してきた地域のひとつです。宿泊・食・交通・リネン・観光協会・行政が、ひとつの経済圏として噛み合っています。
今回訪れるのは、島の基幹となる宿(Entô)、宿泊とリネンの両方を手がける事業者、そして中間支援を担う観光協会。地域で宿泊事業を成立させるための機能の全体像を、2日間で学べる構成です。
Entôの客室から望む海士町の入江(写真提供:株式会社海士)
各事業者さまには2日間を通じて同一のご担当者に伴走いただき、ディスカッションのテーマも事業者さま側からご設定いただきます。受講生が「相談を持ちかける」のではなく、事業者さまの実際の問いに向き合う形にするためです。
株式会社海士 代表取締役 青山 敦士 さま
写真提供:株式会社海士
「自分自身が入っていない提案をしないこと」
たくさんの研修を受け入れてきましたが、このスタンスの研修は非常に珍しいものだと感じています。それと同時に、地域で事業を取り組むにあたって必ず事業主体や、関係性の課題から避けて通れない中では、風の人として土地にどう向き合うのか、ということを強い当事者意識をもって取り組むことに、お互いに大きな学びが生まれると確信をしています。
株式会社WHERE 代表取締役 平林 和樹
地域で宿を営むということは、建物を持つことだけでなく、土地の歴史の一つになることです。海士町には、宿と食と交通とリネンと観光協会が、ひとつの循環として噛み合っている現実があります。
受講生には、施設を見に行ってほしいのではありません。土地の歴史・関係者・事業がどういう土台のうえで成り立っているのかを持ち帰ってほしい。そして、提案を置いてくるのではなく、「自分がその一人」になる前提で考えてほしいと思っています。
一度訪れて終わる関係人口ではなく、互いの事業に効いていく共創人口へ。本フィールドワークが目指しているのは、共同する関係性です。
引き続き、地域で挑戦する方々の後押しとなる活動に取り組んでまいります。
本件のプレスリリースは、PR TIMESにて配信しております。